男女の恋する脳

男女の脳にはさまざまな違いがあることがわかっていますが、共通項も存在します。恋した時の脳の働きです。この脳についてみていきましょう。

恋した時に分泌されるホルモンはドーパミンです。脳の同じ場所が男女ともに活性化されるのです。恋は感じるという心の働きではなく、脳によって命令される抑えきれないものなのです。だから理性でコントロールすることがなかなかできません。哺乳類がもってうまれた原始的で生殖活動にとって重要な機能なのです。

恋はさまざまな変化を起こします。気力が生まれ、今まで苦痛だった仕事もストレスを感じなくなったり、疲れを感じなくさせます。また相手に依存し、今まで一人でも平気だった人が毎日電話をして恋人と話すようになります。その人のことをずっと考えてしまうというのもすべて脳の働きなのです。

欠点も見えなくなるのが恋です。恋によるドーパミンが溢れ出すと、恋人に対する判断力は鈍ります。例えば、性格に難点があったり、金銭面がルーズであっても恋に落ちていると気になりません。また友達や周りにとめられたとしても恋を貫き、恋人を擁護してしまします。これは冷静な判断ができていないからです。脳が麻痺しているのです。

恋する脳とはいい面もありますが、反対に危険な部分もあると言えます。ですが、だれでもいいと思ったり、相手のことをあまり考えたりしないのは恋とは言えません。恋とは止められない衝動なのです。この点で恋する脳と性欲は違っているといえます。

ではどういう人に恋するのでしょうか?好みというのが人それぞれ存在し、好み通りの人を好きになる人もいれば、思ってもいない人と恋に落ちる人もいます。恋とは無意識のなかで落ちるものであるため、こうしたことが起こります。

10代の価値観がおもに恋愛相手を選ぶ基礎となっているようです。人間が似たタイプの人を好きになるのもこのためです。態度や発言によって恋する相手を見極めて無意識のうちに選別しているのです。